私の ん周年!? – 中山 潤子 –

私の ん周年!? – 中山 潤子 –

突然ですが。
「マツコの部屋」をご存知ですか?

2009年に放送がスタートしたテレビ番組で、
池田ディレクターが撮った様々なVTRを
マツコさんが面白いかどうかジャッジする…
というような内容だったかと思います。
詳しくはwikiなどに詳細が載っていますよ〜

当時はマツコさんが今のような大ブレイクをする直前のタイミングでして。
私はマツコさんのお顔は昼のワイドショー番組のコメンテーターで
チラッと見かけたような…くらいの認識でした。

深夜も深夜。
とっぷり更けた時間にモソモソとチャンネルをかえていたら、
偶然目に入った怪しげな赤い背景。
そこに鎮座する、全体的に三角形なシルエットの黒い人物。
それを照らす、謎にヌラッと光るライティング。
静かに流れるアンニュイなBGM。
何か見てはいけないものを見てしまったような、
でも目が離せない。

さすが東京の深夜番組はひと味違うぜ。
上京したての田舎者には新鮮な刺激だぜ。
と、ドキドキして見ていたものでした。
(後で調べてみたら、地元名古屋でも時差でポツポツ放送していたみたいです)

当時フジテレビの深夜番組は
実験的で攻めているものが多くて、
同じ枠の前番組「FNS地球特捜隊ダイバスター」や
フェイクドキュメンタリーの問題作「放送禁止」などなど。
それはまるで、偶然チャンネルをつけて画面を見た人に
殴りかかってくるような感覚でした…笑

居合わせた視聴者を共犯者にする番組。
錯覚でも良い、そんな親密さに
深夜ひっそりと救われていました。

プロのナレーター目指して上京。
ナレーション事務所のスクールに通いながら、
当時全盛期だった日雇い派遣バイトをしながらのギリギリな生活。
所属試験に落ちまくり。
身内の不幸。
家族や友人周りの環境はどんどん変化していくのに、
自分は何事も為せず変われないまま。
未来への不安が希望よりも、
じわじわと増大し始めた頃。

バイトが休みの日の前日に。
ほっとした気持ちで、深夜に浮かび上がるマツコさんの姿をただ眺める。
それが、あの頃の私の安らぎだったのですね…マツコさんありがとう……

もちろん今でもマツコさん大好きです。
嗜好は意外に保守的で常識人なところも、
自虐と偽悪が混ざってコーティングされているところも、
確かな知識や回転の速いやり取りも、サービス精神も、
そこから滲み出る育ちの良さや品性も。←あくまで思い込みの強い個人の感想です。

今はもっといろんな所でマツコさんを拝見するので、
「マツコの部屋」を思い出す機会はずいぶん減りました。
それでもたまに、あの頃のノスタルジーな気持ちが
時々ゴゴゴゴゴ…と押し寄せてくるのであります。

今回のお題「私の ん周年⁉︎」
そんなマツコさんへの思いをリメンバーしつつも、
私が上京した日から果たして何年経っているのか。
これを書くために履歴書引っ張ってきてカウントしてみました。
なんと、きっかり15周年!
全く調べた事が無かったので自分でもビックリです。

思えば〜遠くへ来た〜もんだ〜♪♪
あの頃には想像のつかなかった未来に辿り着き、
私はそのまま流れで令和を歩き始めました。
テレビの中のマツコさんに幸あれ。
月読のみんなにも、
この文章を読んで下さった奇特なみんなみんな全員に、幸あれ…!! ←年末ハイ

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA